偉大な主人公は信念を持って道を歩き続けた


映画「ロード・オブ・ザ・リング二つの塔(THE TWO TOWERS)のDVDを見ました。

二つの塔では、フロドとサムの会話が印象に残りました。
(ゴンドールの大将ファラミアが、フロド達の使命を理解するシーンです)


フロド「僕にはできないよ、サム」

サム「ええ、ひどすぎます。ここにいること自体間違いです。でもここにいる。まるで偉大な物語の中にでも迷い込んだ気分です」

「闇や危険がいっぱい詰まっていて、その結末を知りたいとは思いません。幸せになる確信がないから。こんなひどいことばかり起きたあとで、どうやって世界を元どおりに戻せるんでしょう」

「でも夜のあとに、必ず朝が来るように、どんな暗い闇も永遠に続くことはないです。新しい日がやってきます。太陽は前にも増して明るく輝くでしょう」

「それが人の心に残るような偉大な物語です」

「子どもの時読んで理由が分からなくても、今ならフロド様、何故心に残ったのかよく分かります」

「登場人物達は、重荷を捨て引き返す機会はあったのに帰らなかった。信念を持って道を歩き続けたんです」